在来工法の素晴らしさ《職人が作る家》

「理想の家を建てたい!でもどこに頼めばその夢はかなうんだろう?」

それはお客様の多くがまずぶつかる問題です。

全国的に知名度のあるハウスメーカーの展示場に行ってみたけれど、もうひとつピンとこない。

地元の工務店だとデザイン力があるのか心配。

いっそ建築家に依頼してみてはどうか?

心の中でそんな堂々巡りをしている方にひとことアドバイスをさせて頂くとしたら、「家は構造が何より大事」ということに尽きるでしょう。

家の中の間取りやキッチンのスタイルといったことを気にされる方が多いのですが、それは後の話です。それよりも、どんな工法なのか、どのような建材を使うのかといったことが将来の欠陥住宅やシックハウス、劣化を防ぐ最大のポイントになるのです。

daiku3.JPG

永代ハウスが力を入れているのは、在来工法による家づくりです。

在来工法とは、日本の伝統的な木造軸組構法のことで、土台・柱・梁・筋交いなどで建物を支えています。

木造軸組構法の原形は、竪穴式住居に見られます。柱を立て、桁を支え、その桁に梁を架ける。これが基本となった構造です。

木と木の接合は「継手」「仕口」と呼ばれる木組みの方法で行われます。簡単に言えば、木を凸と凹に切り込み、ぴったり隙間なく噛み合わせることによってつなぎ合わせるのです。墨付けし、鋸で切り、ノミで刻んでいく。この作業は熟練の大工でないとできません。木の種類、木が育った環境と性質、将来の変化などが読み取れる大工でないと、時間が経って木の乾燥が進んだ時、ズレが生じたり、緩んだりしてしまいます。

職人の能力によって精度が違うのなら、機械によるプレカットの方が正確なのでは?

そう考える方もおられるでしょう。現在、ハウスメーカーがつくるほとんどの家は、工場の機械でプレカットします。永代ハウスでもプレカットした木を使用しています。機械は精巧ですから、寸分の狂いなく、決められた寸法通りにカットできます。では、大工の仕事とどこが違うのか。それは、先ほど述べたように、木の性質や個性を読むことまで機械ではできない、ということです。ですから、プレカットにおいても、プレカット職人が木の性質を読み取りながら木を刻む。永代ハウスはこの作業を重視しています。現代の家づくりでは、プレカット職人の腕もまた大切な要素なのです。先進の技術を取入れながら、昔ながらの職人の技が生きている。いい家とは、お住まいになるご家族に信頼を寄せて頂けるような、職人の知恵と技が生かされた家だと考えます。

木造軸組み工法の家は、柱と梁で建物を支える構造になっているため、将来の増改築が容易で自由度が高く使用する木材によって予算にも柔軟に対応できるというメリットがあります。通気性があり、湿気にも強く、耐久年数が長いことも特徴の一つです。

ただ、作業の多くが人の手によるため、建ち上がるまでに若干日数がかかることはあります。けれど、日ごとに家の形を成していく工程を見る時間もまた、家をつくる楽しみのひとつではないでしょうか。

p11.JPG

(福岡市博多区 福岡展示場「ハウジングパビリオン」2F 古材利用コーナー)

前へ

【出演情報】3/16(金)FM FUKUOKAミュージック・サロン

次へ

思い出のあの曲