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木材の習性(造り付建具)

建物に使われている全ての木材というのは、もともと山に生えていた木を伐採して製材され使用されています。

木は植物ですから山に生えているときは、地中から水分を吸収しており、人間の体と同じように大量の水分を含んでいます。

伐採され製材された材木は地中からの水分を吸収することが出来なくなるので乾燥によって、木の中から水分は徐々に抜けていき、ある一定の含水率以下になると木材は収縮を起こします。

そうして、ある一定の含水率(気乾含水率)に達すると安定しますが、日本の場合四季があり、それぞれの季節によって大気中の湿度や湿温条件は変化します。

梅雨の湿度が高い時期には、湿気を吸って膨張し、秋、冬の乾燥時期には湿度を吐き出し収縮を起こします。したがって木は一年中、湿度の変化によって湿気を吐いたり、吸ったりを繰り返します。

そのたびに木は常に膨張、収縮を繰り返していることになります。

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(当社の木材納入業者ストックヤード)

 

木材の習性により、家に住んでいると様々な現象が起きてきます。

今回は造り付建具についてよくいただくお問合せと、対処方をご紹介します。

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(佐世保市 四季の家展示場)

 

Q:建具(造り付建具:おもに和室戸襖)の開け閉めが重い(固い)です。

鴨居のレールに収まる建具の戸首の膨張や鴨居自体のたわみによると考えられます。

(施工する際には鴨居が生活される荷重によって発生するたわみを想定して鴨居の中心部は両サイドの高さよりも高くしています。)

対処法は、建具の戸首を削り調整を行います。

(たわみは構造上の問題ではありませんので鴨居を上げたりはしません。)

 

Q:建具(造り付建具:おもに和室戸襖、ハメゴロシ建具)の開け閉め時に建具同士が当たる、擦れる、建具が反る。

建具を据えてすぐは襖をのりで貼る為襖の方に反ります。(のりが乾き襖紙が引っ張られる為。)

しかし、紙よりも木の引張りが強い為徐々に襖の反対面が引張られ元に戻ったり逆に反対面に反ったりします。

また、部屋の中の湿度の関係により湿度が高い方へ反っていく習性がありますので湿度調整をおねがいします。

対処方は新聞紙や厚紙を建具と建具の間に挟みクセをつける方法をお試し下さい。

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