永く住み継ぐ、自然素材の家づくり|永代ハウス株式会社

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山を守り、山を育てる

戦後、日本は復興のために大量の木材を必要としました。そのため、政府は大規模な植林(拡大造林政策)を行ってきたのですが、木が成長し木材として利用できるまでには少なくとも30~40年の歳月を要します。そのため、外国から大量の輸入材が入ってくるようになりました。価格が安く、量も豊富な輸入材に頼る流れは止まらず、日本の森林は放ったらかしになってしまいました。現在も木材の7割以上が輸入されたものです。

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(福岡市西区 四季の家展示場)

 

国土面積の約67%が森林であり、昭和30年頃までは使われる木材の90%が国産であったにもかかわらず、高度成長期という時代は輸入材を求め、山を荒廃させ、林業の衰退を招きました。山間の村が過疎化している一因はそこに暮らす人が林業に携われなくなったことも影響しています。森林の管理をする人がいなくなり山が荒れれば、台風や大雨で土砂崩れや洪水が起き、甚大な被害を受けます。近年、自然災害が目に見えてひどくなっていますが、それは山の荒廃と深く結びついているのです。さらに、地球温暖化に影響する二酸化炭素の吸収能力が落ちます。日本は今、そんな負の連鎖にはまり込んでいると思います。

 

戦後に植えられた木は、今まさに使い時を迎えています。しかし、国産材への需要が少ないため、伐採されないまま放置されているところが多い。海外の熱帯林は木を伐りすぎて問題になっていますが、日本はその逆です。木を伐らなければ立ち行かないのです。

 

弊社では、自然環境を保全するという側面からも日本の木、特に九州の木を使うことに努めています。地域の木を伐り、使うことで新たな植林につながります。一本の木を植えるためには周囲の木が間引きされますが、これは間伐材として利用されます。地元の木であれば、運搬コストも抑えられる。さらに林業が元気になれば、地域を活性化することにもなります。住宅産業に携わる一人として、山を育て、山を守ることは使命だと考えています。

 

国産の木、地域の木の良さは、何と言っても多湿な日本の気候特性に合っているということ。つまり、湿気に強いのです。湿気に強いということは、腐るなど劣化しにくいということを意味します。日本の寺社建築やお城を見れば、その実力がおわかりいただけると思います。また、日本の伝統工法でおなじみの無垢材や漆喰、土壁などの自然素材は土に還すことができます。日本の家は元々エコなのです。

 

近代建築の巨匠であるアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトは、自然との共存、自然との調和をテーマとした有機的建築を提唱し、日本の家はそれに最も近いと称えました。戦後、海外にばかり目を向けて自国の文化を二の次にしてきた日本。森林保全も含め、もう一度一番大切なことを見つめ直す時期に来ているのではないでしょうか。

 

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(佐世保市 体験宿泊展示場 道草の癒)